湯浅八郎『民芸の心』を書評しました。
ICU湯浅記念博物館が日本語と英語で出した新装版です(「書評」セクション)。読売の書評委員をやっている間は、他の書評はしばらくお断りせざるを得ないのですが、これはわたし自身も館長をつとめたので例外です。初代総長の湯浅八郎 […]
『不寛容論』が6刷になりました。
前著『反知性主義』と比べると、再版のペースがずーっと遅いですが、ベストセラーよりもロングセラーを、という願いには合っています。担当者の見立てでは、先日のわたしの書評(『わたしは、不法移民』7/9)の最後に「啖呵」を切った […]
「ボナエ・リテラエ」第9回が出ました。
今回は井筒俊彦の『「コーラン」を読む』を取り上げました(「メディア」ページ「雑誌」セクション)。終末に関するムハンマド初期の預言を読むと、情景の具体的な描写が実は終末の切迫という危機を表現するものだったことがよくわかりま […]
「ChatGPT で教養は得られない」
出たばかりの Voice 8月号の対談タイトルです(「メディア」ページ「雑誌」セクション)。お相手は進化生物学者の長谷川真理子先生。少し前に出た京大霊長類研究所の「チンパンジーがじゃんけんのルールを習得した」という発表に […]
「青いカフタンの仕立て屋」を観ました。
先日の読売記事の裏に出ていたので、興味を惹かれて観に行きました。夫婦の愛と男たちの愛とが交錯する、とても美しくて心に迫る物語です。モロッコの古都が舞台で、町のたたずまいが数年前に行ったフェズやメクネスにそっくりでした。狭 […]
「岩波講座 世界歴史」23巻が出ました。
扱っているのは20世紀後半で、「冷戦と脱植民地化 II」という副題がついています(「共著」ページ)。わたしの担当部分は、世俗化するかに見えた20世紀後半が宗教性の横溢に戸惑い、無理解を重ねた結果がアフガン問題であり、9. […]
読売「大学SELECTION」に東京女子大学が出ています
「リベラルアーツ教育を柱に、学びの可能性広げる改革」という題で、わたしと情報数理の加藤由花先生と英語教育の塩原佳世乃先生が出ています。数日前には女子大離れが深刻だとか書いてありましたが、冗談じゃない、今こそ女子大が必要で […]
な、なんとわたしの色紙がプレゼントに。
読売新聞の今日6月23日夕刊の記事「ああ言えばこう聞く」は、いつも読書委員会でお世話になっている鵜飼さんがインタビューしてくれた記事です。実はこの記事、3月に出る予定でしたが、鵜飼さんが突然体調を崩され、お蔵入りになって […]
嶺南大学 (Lingnan University) を訪れました。
前回は2017年だったので、6年ぶりかな。香港では比較的新しい大学ですが、本土から移転してきた歴史は古くて百年以上あります。アジアのリベラルアーツ大学として共に頑張りたいですね。ついでにシカゴ大学ビジネススクール香港校 […]
香港故宮文化博物館を訪れました。
Hong Kong Palace Museum とタクシーの運転手に言っても伝わりません。昨年できたばかりで、あまり知られていないのかも。しかたがないから、「こーゆー形の三角の楔みたいな変な建物だ」って手真似でやったら、 […]









