・・・ということを書きました(「論文」ページ「大学関係評論」セクション)。日本の高等教育政策は、トップの大学に莫大なお金をつぎ込んで世界のランキングに入る、という話ばーっかり。これは明治時代から変わらない後進国の発想です。だけどね、お砂場で遊んでる幼稚園の子どもに聞いてご覧なさい。高い山を作ろうと思ったら、まず広い土台を作ることです。『IDE 現代の高等教育』という雑誌には、3ヶ月前にアメリカの高等教育財団のことを書いたばかりだけど、その財団の理事会での韓国の女子大学学長の発言がよかった。「女子大を共学にするなんて、国会議員の半数が女性になってからやれ!」その通りです。