慶応大学の渡辺靖先生の「米民主主義、分断下の混迷 国際社会のリスク要因に」という記事です(「著書」ページ「単著」セクション)。わたしの『不寛容論』は最後に取り上げられているだけですが、他に取り上げられている本は、いずれも現在のアメリカを蝕む分断の深い根を探っており、単なるニュース解説でない思索の深みを見せています。これらの本をご紹介くださる渡辺先生の着眼点がいい。それにしても、もう4年も前に出した本がこうして話題になって読まれるのは嬉しいことですね。