「私の読書遍歴」もこれで17回目(「メディア」ページ「雑誌」セクション)。「生きる勇気」(The Courage to Be) って、別に勇気がなくたって生きてゆけます。でも、虚無の脅かしに負けないで自分の本質を肯定しつつ生きるには、やっぱり勇気が必要なのです。楽園の外に生きるわれわれ歴史的人間の宿命です。そういえば、日曜日にICU Homecoming の授業でこの話をしたばかりだな。久しぶりに会ったみんなとの濃厚な時間、とても嬉しかったよ。この連載もあと3回。ニーバーとブルンナーとバーガーの予定です。