筑摩書房刊の『論理国語』で、使われたのは「ポピュリズムとは何か」という『異端の時代』(岩波新書)からの一節です。「政治思想論」というジャンルに属するらしい。「生徒たちが生き抜いていかなければならない本質を、最新の評論とともに学びます」と説明されています。入試であちこちの大学に使われたので、結局こうして教科書に載ることになったのでしょう。よい設問を考えてくださった各大学の入試問題作成者の方々に感謝を申し上げます。他に取り上げられている文章も重厚な思想系が多く、今の高校生ってこんなすごい勉強してるんだ。。。と感慨と畏怖と驚嘆しきり。