『世界』3月号(「メディアページ」→「雑誌」)。今回もお詫びモード。小田嶋隆との地下鉄「スタンド・バイ・ミー」事件はすでに何度か書いたことで、これは都営地下鉄にお詫び。高校時代にアメリカ懸賞旅行へ連れて行ってもらった「オート・スカラシップ」のことでは、主催だった当時の産経新聞と日野自動車にお詫び。受験のシーズンですが、そもそも大学受験という日本の制度全般に対する強い拒否感は、今でもちょびっと残っています。他に、読売の書評では、中古で買った燻製用グリルに入っていた人間の足は誰のものか?に始まり、「所有」という悪魔に取り憑かれた現代人の話(「メディアページ」→「新聞」)。ジラールの「欲望の三角形」に触れていないのは残念だけど。