アメリカ大統領選挙の結果をどう受け止めるか
大統領選の結果をどう受け止めたら良いのか、これからいくつか論評を書きますので、出たらまたご紹介します。Xで新潮選書が拙著2冊を大統領選挙の背景理解として宣伝しています。わたしはSNSをやらないので、これがどう機能するのか […]
映画 Civil War はまったくの期待外れ
いかにも思わせぶりな宣伝に惹かれて観に行きましたが、離脱州との内戦という巨大な政治システムの仮構は何もなく、ただ大統領が殺されて終わるだけ。アメリカ研究や政治思想史の観点からは、まったく見る価値がありません。今次の大統領 […]
拙著新刊『魂の教育』が出ます(11/6)
月刊誌『世界』に連載した20回をまとめたものです(「著書」ページ「単著」セクション)。「よい本は時を超えて人を動かす」という副題がついています。岩波のページでは、試し読みもできます。最初の10頁分ですが、誰にも読みやすく […]
『週刊エコノミスト』に女子大の意義を書きました
「私立大の6割が定員割れの衝撃」とか「減少する18歳人口」とか、なかなか扇情的なタイトルが並んでいますが、編集長の浜條さんと他紙でもお世話になったライターの堀さんに受けたインタビュー記事は、とてもよく書けています(「メデ […]
イスラエルとアメリカの神学的批判を書きました
「国家神信仰を批判する」です(「論文」ページ)。アメリカとイスラエルに共通する「選民」思想が聖書的な世界認識に反していること、終末は自国の絶対的正義が貫徹されるときじゃなくって、そう言い張るアンタが審かれるときだよってこ […]
先崎彰容さんと対談しました
アメリカ大統領選挙を前にして、深刻な分断と対立の現実をどう捉えるか(「メディア」ページ「雑誌」セクション)。先崎さんは日本思想史がご専門で、『本居宣長』が出たばかりです。わたしは夏の共和党と民主党大会の内容比較、お祈りが […]
『モヤモヤする正義──感情と理性の公共哲学』の紹介文を書きました
ベンジャミン・クリッツァーさんの新著です(「出版物」ページ「編訳書」セクション)。こういうのを日本語で何て言うのかわかりません。英語だとblurbですが、「キャッチコピー」かな。「裏表紙推薦文」としていたけれど、これは帯 […]
朝日新聞「交論」に「トランプ支持の背景」を書きました
デジタル配信版はこちら。トランプ・ハリス両候補初の重大な公開討論会の翌日なので、紙面はそのことでもちきりですが、わたしの記事はそういう直近のニュースを追いかけたものではなく、もうひと月前にやったインタビューのまとめです( […]
『ステイト・オブ・テラー』文庫本の解説を書きました
もとは単行本の時に読売新聞で書評したものですが、今回同じ小学館から文庫本になって発行されました(「出版物」ページ「編訳著」セクション)。「解説」は、書評と違ってその後も長く残るので、販促のような内容紹介ではなく背景説明の […]
「学長セミナー」へのお誘い
大学の学長や学長就任予定者を対象としたセミナーです(詳細はこちら)。これまで年末の半日で開催してきたものを、8月に移して一日でやるということで、事務室の閉室時期でもあり、参加申し込みの上積みを期待しています。