久しぶりの映画館、見応えのある3時間でした。プリンストン高等研究所の建物や庭、バークレーの塔(カンパニーリー)など見覚えのある風景が懐かしかった。トルーマン大統領のよく知られた台詞も。主人公がなぜ水爆開発から外されたのかって、本人はやりたかったのかどうか。当初日本で公開されなかった理由もわかるけれど、きっと現実はもっと辛辣だったでしょう。”near zero”をめぐって池の端でアインシュタインと交わした最後の会話が重たい。