不識塾が運営する「次世代経営リーダー研修」で、30人ほどの部長クラスの出席者。この中からやがて頭取になる人が出るわけです。拙著を徹底的に読みこなした上で、グループごとの課題発表があり、こんな授業ができればと思うほど幸いで濃密な時間になりました。不識塾はもう長いおつきあいになりますが、「なぜ経営幹部にリベラルアーツ研修が必要なのか」というところでは、日本の戦後教育がリベラルアーツを軽視してきたこと、グローバル・ビジネスでは人間としての魅力や経営者としての判断力を養う必要があることなど、日頃わたしが話していることがはっきり書かれてあります。