『世界』2023年1月号(「メディア・ページ」)。今回は、「ボナエ・リテラエ」(bonae literae)という連載題の説明をしました。それと、中学校時代の「自由研究でっち上げ事件」の告白。岡本先生、嘘をついてごめんなさい。初期ハーヴァードのリベラルアーツ教育が現代とどのようにつながっているか、そして初期アメリカの思想風土がどのようにしてできあがったのかなど。それにしても、他の論考はアメリカ中間選挙の分析とか、とてもお堅い記事なのだけれど、こんなもの書いてていいのかな。近藤和彦氏「チャールズ三世の即位と立憲君主制のゆくえ」は、カントーロヴィツ『王の二つの身体』から歴史と現代をつなげて論じてあり、読む価値がありました。