「ボナエ・リテラエ」(bonae literae) という標題にしましたが、その説明は第2回で(「メディア」ページ)。自分がそんなものを書くとは思っておりませんでした。いったい子どもの時にどんな本を読むとこういうとんでもない大人ができあがるのだろう、と訝しんだ編集者がいたようです。自分の過去を振り返るということは、過去と折り合いをつけるということです。書いてみると、何だか「お詫び」ばっかりしています。ひとさまの模範になるようなこともなく、こんなもん読んで誰が面白いと思うねん!恥ずかしい限りですが、それでも本を読むことの善と福とをお伝えしたいと思います。