詳細はこちらをご覧ください(「講演ページ)。わたしは京都産業大学の黒坂光学長と文科省の里見朋香審議官とご一緒に「ラウンドテーブル2」で話しました。オンデマンドのWEB視聴が11月20日から12月1日までできます。主催のみずほ証券に感謝を申し上げます。最初の基調講演はスタンフォード大学の財務担当副学長。わたしはフロアから質問しましたが、講演者に質問が出たのは過去17回で何と初めてなんだって。

わたしの問い:スタンフォード、ハーヴァード、イェール、MIT、プリンストンの5大学(SHYMP)では、過去35年間にエンダウメントも拠出金も膨大になっています。資金は大学の名声と相関関係にあるので、これら5大学ではその両方が好循環でさらに今後も積み上がってゆくでしょう。もうほとんど学生の学費は要らないくらいです。すると、ご自身でも総括している通り、The rich getting richer and richer, the gap becoming wider and wider. わたしはこれは非倫理的だと思います、蓄積された法外な富に見合うだけの高い社会的責任の自覚がない限り。さて、スタンフォード大学は、学外に、アメリカ社会に、世界の人々に、どのような還元をして公共善に資するのでしょうか。