東畑開人さんによる書評「なぜ神学者に 問う魅力」です(「著書」ページ「単著」セクション)。自伝でもあり、読書遍歴でもあり、神学入門でもあり、なぜ日本で、現代で、信仰が意味をもち得るのか、という問いへの答えでもあり・・・というところを全部きちんと読み取って、ストレートに書いてくださってあります。何だか拙著がとっても魅力的な本に思えてくる、たいへんすぐれた書評です。わたしもこんな風に書きたい。おかげさまで、アマゾンのランキングが全書中115位まで上がっていました。臨床心理学がご専門なので、自分の人生を一つの物語として語ることがその人にとっての救いになる、ということをよくご存じなのでしょう。「静かな装丁」という一言に、編集者の思い入れも受け止めてもらえたことがわかります。