谷口将紀先生による朝日新聞の今月の「論壇時評」です。先日の『世界』誌に書いた「人はなぜ真実に生きたいと思うのか」の結尾部分が引用されています。谷口先生、以前もわたしの論考を取り上げてくださいました。こうして『世界』80年の軌跡をふり返ると、日本の戦後史に果たしてきたその役割の大きさに気づかされます。わたしはちっとも政治や経済の話には関係してないのだけど。
それと、12月20日の「異論のススメ」では、佐伯啓思先生がわたしの書いた「幸福の神義論」を引用してアメリカの脅迫的な幸福論を解説しておられました。こちらもありがたいことです。そういえば、前回谷口先生に取り上げていただいたのは、佐伯先生との対談じゃなかったかと思います。
