現代文化学部 GX11J2  キリスト教学(地域とキリスト教)
月曜日第4限 担当 森本あんり
 
 
講義題目「アメリカのキリスト教」
 
 
 
目的 同性愛は、現代アメリカ社会で教会ばかりでなく政治や教育や文化のあらゆる局面において論じられる主題である。同性愛という視点のもつ異化作用により、われわれの無意識の前提を問い直し、同性愛や異性愛に限られない人間のセクシュアリティそのものをキリスト教がどのように理解しているかを論じたい。これは、アメリカのキリスト教から見た人間論のクラスである。
 
 
テキスト『キリスト教は同性愛を受け入れられるか』(購買部で購入すること)
 
 
課題
 
1.授業には必ず出席してください。遅刻もしないように。質疑応答や発言など授業への積極的な参加を期待します。
2.毎週の課題章を読んで、章末に記されている討論の課題について、自分なりの考えをまとめておいてください。名簿にしたがって指名します。
3.学生の参加を促すため、テキスト各章について、毎週発題者を2人ずつ募ります。A4用紙1〜2枚のレズメを用いて、2人合わせて30分程度の発題をしてください。「発題」ですから、担当章の「まとめ」というよりも、それを踏まえたクラスの学生への「問いかけ」です。人数からして全員が発題できそうにありませんので、発題者には10点から30点の範囲で成績に加算します。授業が始まる前に、人数分(88)をコピーしておくこと。
4.期末には、レポートを書いてもらいます。内容や形式は、期末が近くなってから、授業の進展を振り返った上で決めます。A4用紙10枚程度。授業に関係するテーマの中から、ご自分で提案のある方は申し出てください。
5.評価は、発題を含む授業への参加が5割、期末レポートが5割です。
 
日程
発題者
 9/22  導入、授業の目的、文献の紹介
 
 9/29  1章 聖書(ヘイズ)
 
 10/6  2章 聖書(ファーニッシュ)
 
 10/20  3章 伝統(ラッツィンガー)
 
 1027  4章 伝統(マクニール)
 
 11/3  6章 倫理(ネルソン)
 
 11/17  7章 科学(ジョーンズ・ワークマン)
 
 12/1  8章 科学(バー)
 
 12/8  9, 10, 11章 経験(ダラス・モレンコット・グラーザ)
 
 12/15  12章 政治(ロジャース)
 
 12/22  13章 結論(サイカー)
 
 1/5  休講
 
 1/19  レポート提出日