GX11K2 : キリスト教学 II(地域とキリスト教) 授業題目 アメリカのキリスト教 開講期 通年 単位 4
授業の目標・概要
前期=アメリカのキリスト教を歴史的に概観する。ヴィデオを数本(すべて英語)見る予定。
後期=現代アメリカキリスト教において最も議論の対象となっている同性愛受容の問題を取り上げる。
テキスト(購買部で購入すること。特に後期はテキストなしではできません。)
前期=参考文献として、森孝一編『アメリカとキリスト教』(日本国際問題研究所)
後期=サイカー編『キリスト教は同性愛を受け入れられるか』(日本基督教団出版局)
成績評価の方法と基準
授業には必ず出席すること。遅刻もしないように。質問や討議など授業への積極的参加を評価します。
前期末は筆記試験をします。ノートの持ち込みを可とします。
後期末にはレポートを提出してもらいます。課題の詳細は授業の進行に応じて決定します。
授業日程(予定)
前期
4/12 導入と紹介
19 現代世界の中のアメリカとキリスト教(第1章)
26 世界史の中での「アメリカ」の始まり
5/10 ピューリタニズムと大覚醒(第2章)
17 ヴィデオ「アーミシュの信仰と生活」
24 独立革命と信教の自由(第3章)
31 ヴィデオ「女性の権利と平等を求めて」
6/7 (休講)
14 ヴィデオ「シェイカー・原始共産制と男女平等のユートピア」
21 南北戦争とリンカン・奴隷解放の理念(第8章)
28 キングとマルコム――二人のリーダー(第5章)
7/5 ヴィデオ 「KKK――隠された歴史」
12 課題提出
後期
使用テキスト:サイカー編『キリスト教は同性愛を受け入れられるか』(日本基督教団出版局)
毎週の予定章を読んだ上で授業に出席すること。
9/27 なぜ同性愛について学ぶのか。基本概念の確認。
「同性愛」「キリスト教」「アメリカ」の三者のかかわりをウェブで検索し、
結果をA4一枚にまとめること。
10/4 課題提出。講義:Homophobia について。
経験(第9.10.11章)この日は発題なし。次週以降の発題者を決めます。
11 道徳理論(第6章)発題
18 科学(第7章)発題
25 科学(第8章)発題
11/1 聖書(第1章)発題
8 聖書(第2章)発題
22 伝統(第3章)発題
9 伝統(第4章)発題
12/6 決断(第12章)発題
13 決断(第13章)発題
20 休講
1/17 レポートの提出(A4用紙10枚以内)
発題について
単にその章に何が書いてあるかをまとめて報告するだけでなく、そこから学生の間にどのような議論が産まれるかが大切です。そのためには、答えではなく問いを用意すること。また、これはグループ作業です。同じ章の担当者には同じ評点がつきます。創意工夫をしてその章の語ろうとすることを他の学生に効果的にアピールしてください。対話形式でも寸劇でも結構です。レズメを60人分用意してください。OHPなどの機材が必要なグループは、前もって連絡をしてください。与えられた時間の目安は、クラスのほぼ半分、45分程度にしましょう。各グループは、分担を決めて、発題終了後にどのような議論がクラスで起こったかをA4用紙1枚にまとめて記録し、翌週に提出してください。そこまでがグループの課題です。