「キリスト教概論」クラスアンケート 2020 Spring
1 あなたは自分の信ずる宗教がありますか。それは何ですか。(「キリスト教」と答えた人=回答者101人中11人。)
- ひじき:キリスト教(母親がカトリック信者である影響で)生まれ育った環境から、私は物心ついたときから教会に通い、神を信じることが当たり前になっている。
- わたしとあなた:わたしはキリスト教を信じます。わたしは道教を信じます。
- ぴあ:キリスト教。子どもの頃は親が協会離れしていたため、協会に行く機会が少なかったのですが、1年ほど教会学校に通った経験があります。また、2年ほど前から協会に通うようになりました。――「教会」ですね。
- オバQ:洗礼は受けていませんが、キリスト教の神を信じている節があります。
- ぽんず:キリスト教。私自身、カトリック信者です。家は仏教ですが、20歳くらいの時に自分の意思でカトリック信者になりたいと思い、洗礼をうけるにいたりました。
- Jose:キリスト教を信仰しています。両親がクリスチャンで、親父は牧師の家庭で育ちました。ほぼ毎週教会に連れて行かれていました。(反抗期を除く)生まれてからキリスト教としか出会ったことがない。
- 東京のファイヤーボール:はい。キリスト教(プロテスタント)です。熱心な仏教徒の家庭で育ち、物心つく頃には家の仏壇の前で正座してお経を読んでました。初めて教会に行ったのは7歳のときでしたが、それからは年に1,2回イベントに行く程度。小中学生の頃に自己啓発やスピリチュアル、ニューエイジ(だとは知らずに)の本を読み漁ってました。留学をきっかけに、3年前に私も洗礼を受けました。それからは毎週、教会に通い、バイブルスタディなどにも参加してます。
- ゆう吉:キリスト教です。小学校・中学校の頃母親に連れられて教会に通い始めた。キリスト教を信じている教会員やその子供たちとの交わりがとても好きだった。すごい愛があったし、思い合っていたし、みんなで励まし合っていたし、神様のことを大事にしていたし。そんな直感的に居心地がよくて好きだったコミュニティの一員になりたくて洗礼を受けた側面はある。
- Moka:半分クリスチャン、半分無宗教
- カフェイン中毒:キリスト教。家族がキリスト教。
- Lucy:キリスト教。でも完全には信じ切れていません。
- 三色ボールペン:両親がともにプロテスタントなのでキリスト教が身近ではありますが信仰するには至っていません。
- セノネース:キリスト教に関心があり、ICUの聖書学関連の授業を履修したり、聖書を読む会等に参加したりしていますが、洗礼を受けるまでに至っていません。
- 小籠包:神様を信じているけど自分がクリスチャンなのかということをここ数年迷い続けています
- Mami:洗礼は受けていませんが、小学校からキリスト教主義の学校に通っているので、キリスト教に興味があります。
- 綾鷹:部活の本番などで「自分を信じて」と言って集中するのも、一種の宗教なのかもしれません。
- スターライト:最後に信じられるのは自分?
- 火葬ゾンビ:強いて言うなら科学を信じています。
- Ggio:特になし。家は仏教。でも神様があることが信じてます。
- りっつ:信じている宗教はない。しかし、禅宗の教えの、尽きない欲との付き合い方は自分の生活に取り込みたいと思っている。 祖父母の代は浄土真宗だが、母親は、念仏を唱えるだけで救われるなんて縁起が良すぎるとよく言っている。
- カリカリ梅:家は仏教の真言宗。私は神道と一部のユダヤ教の考え方が好きです。
- りーちゃん:一応、仏教でしょうか
- うずまき:仏教
- ちこ:ありませんが、釈迦の縁起の考え方に基づいて自分と日々向き合っています。
- どん:生活における規則はあります(これも原始的な宗教にあたるのでしょうか…)――あなたは秋学期のわたしの「宗教学」をぜひ取ってみてください。
- ごろろにゃん:無宗教です。正直に言うのであれば無神論者です。
- りち:アミューズという芸能事務所に所属する俳優さんが好きなので、自分で勝手にアミューズ教と言ってます。
- ゆたろう:日本人では比較的一般的ですが、神道かなと
- マカロン:強いていえば、神道(助勤)。
- yami:神道
- Yuma:神道?
- アニ:無宗教だと思っています。しかし、神道の影響を受け、毎日神棚を拝んでいます。
- Honda:名前のある信仰宗教はありませんが、自然には命や感じる力があると昔から信じてやみませんし、神道とかそちらの方面の神的な力には特に威信を感じていて尊敬の念を置くところがあります。
- ぱみゅぱみゅ:八百万の神。仏教。
- KT境界:なし。ただ、東京から見る富士山の美しさなど、自然に感嘆することがある。
- ナイト:輪廻転生やいろんなものに神様が宿っているという考え方(これ神道?)は信じています。
- Chambord(シャンボール):特にありません。ですが、輪廻転生は信じていますし(仏教など)、神社の神様に真剣にお祈りしますし、おみくじの結果に従って行動してます(神道?)。
- DJlunanas:何に向かってかは分かりませんが、受験の時は毎日目を瞑って祈っていました。
- 琴:無いですが、イスラム教の考えが好きです
- ULF:現在、信じている宗教ありません。ですが、精神世界があると信じていますし、信じているものはたくさんあります。
- ブラックジンギスカン:これといった宗教はありません。ただ、初詣では神社へ行くし、身内が他界すれば寺で葬式をあげる、そして冬になればクリスマスを祝ったりする。
- コロッケ:特定の信ずる宗教はありません。親族の葬式は浄土真宗形式で行うため仏教とも捉えられますが、初詣は神社にお参りするし、クリスマスも(いちイベントとしてではありますが)お祝いします。個人的に神は一人ではなく、すべてのモノや場所にそれぞれの神様が宿っている「八百万の神」という考え方にしっくりくるので、自分は神道的考え方なのかな、と思っています。
- K-210(ケイ):ありません。しかし私は毎年クリスマスを祝い、初詣に行き、死ねば仏教寺の墓に眠るのです。
- MARCH:特に信じている宗教はないですが、なんとなく神様という存在はあるのかなと思っています。お守りつい買ってしまいます。
2 あなたはこれまで家庭や学校で宗教教育を受けたことがありますか。あなたのキリスト教との接触はどのようなものですか。
- わたしとあなた:21歳の時、浪人3年目の時、わたしは人智を超越した何かに導かれるように、聖書の言葉と出会いました。「おそれるな。わたしはあなたとともにいる。たじろぐな。わたしがあなたの神だから」「神は真実な方ですから、あなたが耐えられないような試練をあなたに与えはしない。神は必ず別の道をも用意してくださっている」これらの言葉と出会ったわたしは、初めて熱い涙を流しました。
- ヌー:ほぼないと言っていいが、幼稚園がキリスト系の幼稚園だったため、毎朝マリア様の像の前でお祈りをしていた。
- てんちむ:高校の横にお寺が隣接しており、年一回の座禅はあった。理事長は僧侶であったが腕にローレックスの時計、車はBMWだったため稼いでるんだなぁと感じた。――日本のキリスト教もそうなるといいなぁ
- 伊東マンショ:大学を中退してカナダのバンクーバーで英語を勉強していた時、音楽を聴きに8ヶ月くらいの間毎週教会へ足を運んでいました。日本に帰ってからも阿佐ヶ谷教会へちょこちょこ行ってます。
- きじょん:小5から中3までの4年間韓国の現地校に通った経験があり、同級生の多くが週末には教会に通っていたことが驚きだった。
- チャパティ:モロッコの学校で何度かイスラム教の授業を聞いていた。ドバイでは友人が毎週礼拝に行っていた。
- 三色ボールペン:小学生くらいまでは教会の日曜学校に行き聖書を読んだり賛美歌を歌ったりしていました。その頃は食前のお祈りも習慣的にしていました。けれども日曜学校が退屈で遠かったので嫌になってしまい、足が遠のいてしまいました。今でも家のトイレには聖書の言葉がはってあり、日曜日の朝は家で父がオンライン礼拝に参加していたりします。――なぜかトイレ。わが家も Upper Room というのがおいてあって、毎日読んでいます。
- ナツキ:幼稚園はカトリック系、高等学校はプロテスタント系の教育を受けました。
- ピンクのくま:ICUで宗教とジェンダーという授業を受けたくらいです。ただ、友達と、神はいるのかについてご飯を食べながら話したり、部活の本番を礼拝と被らないように設定したり、という風に、ICUにいることで間接的にキリスト教と接触しているとは思います。
- のぞみ:キリスト教との接触は、12月のクリスマスにクリスマスケーキを食べて、プレゼントをもらうぐらいの、日本の標準的な程度です。
- コロッケ:小学6年生の時、プロテスタント系の中学校の受験を考えていたため、母と某女子中学校のクリスマス礼拝に参加しましたが、音や空間が心地よく(大変失礼ではありますが)寝てしまいました。
- Lil tin-tin:ありません。この講義が初めてとなります。
- かこ:ICUの入試の前日に急いで少しばかりのの対策として旧約聖書の絵本を読んだ。
- JJ:小学生の頃友達の家に聖書の一部が貼ってあり、不思議に感じた。
- ごろろにゃん:宗教教育は受けたことがありません。私の父は究極の無神論者で宗教は未知な物事を本質的に解明せず、何か根拠のない説明付けを行う現実逃避だと小さいころから言われてきたので。
- セノネース:高校はキリスト教系(イギリス正教会)(――いやたぶん聖公会でしょ)だったので、聖書の朗読や賛美歌の授業などがありました。
- ユキカ:中学がキリスト教(カトリック)
- はしびろ:中高では合唱部の所属していたため、Ave Mariaなどの曲は身近であった。歌のために日曜礼拝に参加したことがある。
- Yami:家が神社だが、家庭で教えられたのは二礼二拍手一礼と、神道と仏教の違いだけだと思う。キリスト教との接触は、教会に行ったことが数回、家に来た宗教勧誘のおばさんが聖書の一節を紹介してくれたこと、それから近所の教会の牧師さんが聖書の言葉が書かれたクッキーやイースターの卵をくれたこと。
- DJlunanas:その顔(ハーフ顔)で仏教なの、と面白がられます。キリスト教に関しては、スペインに住む親戚や友人が多分ほとんどクリスチャンです。
- 琴:幼稚園で、十字架にかかったイエス様の絵が不気味で印象的だった。母がクリスチャンなので聖書を絵本にしたような物も幼い頃読み聞かせてくれました。一番大きいのは、私の名前の「琴」は聖書の一節「たて琴弾いて喜び歌おう」から母が引用したものだということです。
- ゆたろう:個人的に部活として聖歌隊に入っていたので讃美歌も学びました。
- SOSAW:小学校の頃からキリスト教のインターへ通っていました。
- 睡眠:保育園が仏教系だった。
- あまね:小中高はアングリカンチャーチ(英国国教会)の系列の私立校。
- パーヤン:父方の家系が代々岐阜県で神主でしたが特に宗教教育を受けたことはありません。
- コーラ:高校でキリスト教概論という授業を受けました。
- ぬ:父親がスイスで牧師をしていた。生まれてすぐに幼児洗礼を受け、16の時に堅信礼を受けた。大体その頃まで教会学校に通っていたように思う。
- K-210(ケイ):英国で暮らしていたころはReligious Studiesなどで宗教を学んだり讃美歌を歌ったり食前の祈りを捧げていました。
- Moka:イギリスの小学校で1年ほど宗教の授業を受けた。小学校まではたまに教会に通っていたけど最近は行ってないです。
- Nat:兄が青山学院大学に通っていて、キリスト教の勉強をしたようです。
- MARCH: ICUのC-weekに協会のラビリエンスに行くくらいです。――ラビリンスだけどね。
- Gene: ICUを受験する際、少しはキリスト教について知っておくべきかなと思って、天地創造という映画を見てみたが、めちゃくちゃ長いし、会話があまりない作品で、途中で断念してしまった。
- ダイキ:ICUHSでキリスト教概論の授業を受けました
- どいひかり:中高が聖公会の香蘭女学校で、父が目白町教会の牧師なので20年間ずっとキリスト教に触れてきました。
- まあ:中高は仏教系の学校に通っていました。しかし、高校生の時一年カナダに留学していたので、その期間は教会に通い、ホストファミリーのもとでキリスト教について学んでいました
- Yuma:高校時代ブラジルに留学した際、毎週教会に行っていたが正直形だけのものだった。
- まえだ:ICUの入学式が初めて。
- るう:中学校はイギリス式のインター校に通っていた
- KT境界:過去のキリスト教概論。ドイツ出身だが、あえてキリスト教について考えたことはなかった。日本に神社仏閣があるように、教会や大聖堂がある。それだけであった。
- 小籠包:2年前アメリカ滞在中にたまたま訪れたカトリック教会で突然「私は神様を信じているんだな」という閃きがありました。
- りん:祖父母ががっつり浄土真宗で、その影響か親戚は仏行事にすごく力を入れていて、よく参加する機会があります。個人的に保守的であまり好きではないと感じています。
- アニ:父が神道を信じているので日本の神様について教えてもらったことはあります。また、父がよく神社に行くので、家族旅行の際にも家族でよく様々な神社に参拝に行きます。
3 「宗教」特に「キリスト教」についての現在のあなたの印象はどのようなものですか。
- 綾鷹:キリスト教ではない宗教の勧誘を受けて、身の危険を感じたことがあるのであまりよくありません。
- りっつ:アメリカのドラマを見ていると、日常生活でOh My Godと言ったり、神の話が会話に出てきたりするのが、無宗教観の強い日本で生活してきた自分からするとすごく不思議に感じる。
- ピーター:居場所のないひとを受け入れてくれる場。
- わたしとあなた:当代随一の哲学者や神学者が神の存在証明を行ってきました。わたしは、それらの試みを知るに至るまで、限定的な理性と感性しかもたない一個人がその証明を行うにはあまりにも拙いと思いました。ところが、アンスコム、デカルト、スピノザ、ウィトゲンシュタインなどの先人たちと出会ってから、わたしの思いは考えに変わりました。一個人の理性と感性には限りがあるが、だからこそ、その限りを尽くして神の存在証明を行い、神に対して思索をめぐらすこと「それ自体」が、いかにすばらしいことであるのか、と考えるようになりました。――概論でこれは扱えないので、あなたはぜひわたしの神学の授業を取りなさい。
- local host:うさんくさい
- 火葬ゾンビ:人は理解できないものを恐れるので、神という自分の思考を超えていて当然のものとして『理解』することで安心感を得るための手段。団体としての宗教にも同じような考え方から「自分と同じ考えを共有できる」=「理解可能な仲間」という安心感を得るためのシステムっぽさを感じます。
- Kiki:法と似たように、様々な解釈が可能なために、ポジティブな働きもネガティブな働きもする。
- しば:なぜ多くの人が宗教に頼るのかよくわからないから、不思議で少し怖いもの。
- てんちむ:モルモン教の留学生に吉祥寺で勧誘を受けたことがあり、悪い印象ではなかった。
- マカロン:友人はエホバの証人(キリスト教系の新宗教)を信仰しています。誕生日の祝福やディベートを行ってはいけない等、多くの規則があり厳しい印象があります。
- 伊東マンショ:クリスチャンにはいい人がかなり多い(と個人的な経験から感じている)。変な人もかなり多い。プロテスタンティズムは資本主義と相性が良いと思う。
- ケンジ:歴史的に争いの原因になっている印象が強い(十字軍やユグノー戦争など)。
- ピンクのくま:良心の具現化。精神を安定させるためのもの。古代は、治世者が人々を束ねるための手段。
- ぽくそん:自分の信念をしっかり持っている。はっきり自分の立場を言える人。
- MARCH:宗教は自分とはあまり関係のないものだと思っています。ICUは多様性を重視しているのに、教授はキリスト教信者じゃなくてはいけないのは矛盾しているような気がします。
- しゃちほこ:ICUは批判的思考を大切にしていますが、「聖書に書いてあるから」というで何かを良しと決めることはクリティカルシンキングに反するのではないでしょうか。――授業で扱う予定なので待っててね。
- かこ:「信じる」ということよりも「決められたルールを守る」というような印象の方が強いです。私たちが法律やモラルを守って生活しているように、キリスト教を信じることは「聖書に書かれたルールを守り」生活するという印象です。
- ミント:私が今まで会ってきたクリスチャンの人達の印象として、やたら精神が安定している気がします。
- カリカリ梅:人々がすがっているもの。少し融通がきかないもの。
- FAKE野郎:日本神道や仏教と同じく、生活の中に入り込みすぎていて、客観視することがひどく困難であるような印象。
- 反抗期の20代:頑固で保守的な一方、他者への慈悲を持っているイメージがある。よくも悪くも、植民地主義的なことを感じる。
- タケ:人々の支えとなるもの。善悪両面を持つ
- どん:麻薬のようだと感じています。使うほどに依存していく麻薬のように、あると楽になるぶん、考えれば考えるほど生活に制約を設けるので。
- ごろろにゃん:私は宗教に対しては全般的に懐疑的です。また、宗教はいつの時代も争いを生んできていて人を洗脳する野蛮なものであるとすら感じたりします。
- えいいち:ゴスペルを嗜んでいるため、大学以前と比べて親しいものではある。壮大であり、温かみのあるものだなという所感。
- ぴあ:自分は以前宗教やキリスト教は「カルト」的ものであり、死後の運命に対して恐怖心をもっているものが作り出した理想の世界なのではないか、と考えていました。しかし、2年ほど前から協会に通うようになってから宗教(キリスト教の観点からですが)は死後の世界だけではなく地球上での生活を善いものとするためにはどのような価値観や道徳性を持つべきかを深く考えさせるものだと感じるようになりました。
- さば:西洋の宗教で世界の上流階級が信じているイメージ。西洋が植民地を侵略する際に強要していたというイメージが強いためあまり良いイメージはない。
- ぼるしち:保守的 西洋的 反変革
- ユキカ:強いて言えば,平等を大切にしているイメージです。
- Chambord(シャンボール):私の家族は数年前まで、抜けてから明らかにおかしいと思えるカルト宗教の信者でした。しかし、その当時は母も私もその宗教によって救われていました。また、私の祖母は長い間新興宗教の信じています。祖母にとってその宗教は支えになっていると思います。だから宗教は誰かの心を救うものだと思っています。
- はしびろ:極端な方向にいくと危険。キリスト教に関しては、自らが唱える道徳規範とやっていることが大幅に異なることが多いと感じる(このアンケートに回答する前に魔女狩りに関する番組を見ていた影響)。
- オバQ:中身が見えてる福袋みたいだと思います。めちゃくちゃこれいいな!と思う考え方もあれば、いやちょっと勘弁してほしいなというものもあり、買う(=洗礼をうける)かどうか迷い続けています。返品できませんし。――とっても適切な譬えですが、中身ほんとに見えるのかな。
- Yami:無秩序で暴力的なアニミズム・多神教とは違い、道徳と理性を人間に求めているという印象。
- パクチー:神によって様々なことが決められ・与えられていて、人間の主体性のようなものがあまりないように感じます。
- くらぽ:聖書の内容が難しそうな印象です。
- ULF:近寄りがたいイメージ。聖書の厚みに圧倒されています。――聖書はね、全部読めばいいってものじゃないんだよ。
- ちゃちゃ:ビスマルク選手(元東京ヴぇルディ所属)が信仰している宗教。
- Honda:すごく大きなパワーを持ったもの。そのパワーの志向するところは例えば必ずしも隣人愛や善にはあらず、個人の社会的信条や政治にまで大きく恩恵・制約をもたらすものであり、一概に宗教というくくりで捉えることが難しいほど多様化してきているなと。
- K-210(ケイ):世界最大の宗教、旧時代の行動規範。一神教の常か多様性を認めない部分があるように思える。
- ハリネズミ:私の今まで出会ったキリスト教信者の方は皆とても思いやりがあって思慮深い方々でしたので、良い印象を持っています。しかし、信仰に関しては理想的であるように思えてしまって自分にはあまり合わないように感じています。
- 東京のファイヤーボール:クリスチャンになる前(中高生のとき):教会に行ったら生活ややりたいことが「縛られる」→現在:クリスチャンほど自由なことはない!(自由の概念も変わりました。)
- にこ:祖母、母親が祈っている姿をよく見てきて、祈ることで救いを得るのかな?というふうに感じる
- ツナ丼:ある特定のものを信仰している(規範としている)と芯が強くなるのだろうかと思ったり、ある程度思想が偏ってしまうのかと思ったりします
- Gene:宗教の信仰心は個人や家族によって全然異なるなと感じた。すごい厳格なクリスチャンもいたし、ファスティングにゆるいイスラム教徒もいたし、そこは自由があって強制しない感じはいいなと感じた。
- マイ:私自身の人生において重要なものではないが、父のように世界の一定の人々にとっては個人から切り離しがたい存在でもある。
- さなまたはぺー:宗教は一種のある集団が集結するために重要そう。キリスト教を信仰している人が身近でICU内の人しかいないのですが、人や周りを愛する慈悲深いイメージです(単に知り合いがいい人なだけかもしれない)
- まあ:自分の軸になり得るもの
- ヒデ:去勢されてしまった宗教
- まえだ:私はタナトフォビアで、一度宗教で解決できないかと考えたことがありますが、解決できませんでした。
- 小籠包:ICUに入学して度々礼拝に行き始めてから、御言葉を通して自分が一度立ち止まり見落としていた小さいものを振り返れるようになったと思っています。キリスト教はそのようなきっかけを、問いを与えてくれるものだと感じています。
- たい:かた苦しい印象
- アニ:漠然とただ怖いイメージがあります。また、自分の宗教が最も正しいと思っていて他の意見に対して排他的で、洗脳にも近いイメージを持っています。「キリスト教」については、隣人愛など素晴らしいと私自身納得する部分がある一方、神様が絶対であり、どんな時でも神様の存在を信じているのが、少し怖いと感じます。
4 あなたはこのクラスでどのようなことを学びたいと思いますか。キリスト教についてあなたが知りたいと思うことは何ですか(シラバス参照)。
- しゃちほこ:2年生の時に(現在4年生)キリスト教概論を受けました。
- KT境界:今回履修登録はしていないが、二度目のキリスト教概論ということ
- 小籠包:キリガイを取るのは二度目です。先生に一度聴講したいですと伝えた時に快諾してくださったので勝手にmoodle登録しちゃいました(人数制限を無視してごめんなさい)。――聴講歓迎します。
- りっつ:J-POPの歌詞によく出てくる「神様」。日本人にとっては神様の存在というのはあまり日常的ではないのに、困ったことが起こったり、何かお願いするときだけ言及されることが不思議だと思う。
- Kiki:私はこの授業を通じて、キリスト教を倫理、哲学的観点から読み、分析をしてゆきたいと思っています。さらに、前副学長である森本教授の授業を受けることでICUでの学びについても得られることがあると感じています。
- しゃちほこ:「宗教とカルトの境目」に興味があります。カルトと一般的に受け入れられている宗教(キリスト教、イスラム教、仏教など)は何が違ったのでしょうか。
- コロッケ:1549年にフランシスコ・ザビエルらがキリスト教の日本布教を開始し、多くの日本人がクリスチャンになった。もともと特定の信仰がなかった人たちがどのようにキリスト教を信じるようになったのかに興味がある。私は特定の宗教を信じることなく20年間生きてきたが、これからクリスチャンになる可能性はあるのだろうか。――Look what happened to me.
- ぬ:たとえば聖書の言葉を一言一句verbatimに信じ進化論を否定したりするような人々もいるにはいるが、多くの人はそうではないはずで、その人たちは聖書をどう捉えどう向き合っているのか。
- ミント:自然科学分野の専門家でクリスチャンの方を割と見かけますが、キリスト教は科学的な視点から見るとあり得ないでしょというところもあるので、理系の専門家をも信じたらしめる何かがキリスト教にはあるのかなと気になっています。
- FAKE野郎:宗教について、いわば日常について見つめ直したい。当たり前のものがどうして/どのようにあるのか学びたい。
- どん:過去年度のテーマにもありましたが、「正当と異端」に興味があります。人文的な価値観そのものが時代の規範によって正当とされたり異端とされたりしているので。
- Lucy:キリスト教に関する固定観念を無くしたい。カルトに非常に興味があるので、学びたい。
- あいり:異端の線引きとは権力者など統制する者にとって都合のいいものなのか。
- さば:キリスト教にかかわらず宗教を持つことの意味、メリット。
- カフェイン中毒者:自分のアイデンティティの奥深くにあるキリスト教や信仰と言ったものとどう付き合っていくか。
- Chambord(シャンボール):私は中学で不登校になって、数年間だらだら、あまりいいことをせずに生きていました。それから心を入れ替えて受験勉強を始めて、知識を得ました。受験勉強を始める前と始めたあとでは、私の世界の見方は大きく変わりました。それはICUに入ってからも同じでした。この授業を受けて、また自分の価値観をリニューアル出来たらいいなと思っています。
- オバQ: 中高では一方的に「キリスト教はこういうものだ!!」と教えられました。年に一度の宗教講演会なる行事では牧師を論破することに全力を挙げていましたが、なるほどと膝を打つような答えには出会えず、「こういう根本的な、身もふたもない質問をしてはいけない(=キリスト教の教えは論理的な追究にはたえられない)のだな」と思っていました。理屈で説明できないことに納得する精神の動きを「信仰」と呼ぶのかなと思っています……が、私がキリスト教を誤解している部分も大いにあると思います。自らの誤解をこそ認識し、解きたいです。――大学へようこそ。
- ULF:「苦難の意義を問う」というテーマ。神が創った世界になぜ苦難はあるのか、実際にある苦難を信徒はどのように受け止めるか。
- りん:なぜ日本は、今無宗教なのか。
- ちゃちゃ:なぜ日本は宗教が普及していないのか(アメリカで無宗教の方はとても少なかった。)
- ハリネズミ:先生の教科書の5章(社会)に特に興味があります。宗教は平和や心の安寧にも通ずる一方で、他宗教への弾圧やテロも起こっているので、現代社会における宗教の意義を考えてみたいです。
- 東京のファイヤーボール:先生と受講生の仲間といっぱい対話したいです。自分で聖書を読むのではなく、聖書で自分を読んでいきたいです。
- にこ:日本人がキリスト教を選ぶ理由を学びたい――実は誰も選んでいないよ
- ゆう吉:キリスト教について自分が抱く疑問だったり弱さゆえに目を背けたいような論点にちゃんと向き合って、自分の納得がいくところまで聖書を読んだり・議論をしたりしたい。
- 杏仁豆腐:キリスト教とは無縁だと思っていたけど、実はこんなところでキリスト教と接していたという実感
- Nat:かつて、オウムに参加する人々は、どうしても解き明かせない真理を神の所業だと思い込むことで徐々に信仰を深めていったと聞いたことがあります。この事例に見られるような、宗教が悪用される例をもっと勉強したいです。
5 その他、授業について具体的な希望があれば書いて下さい。
- Chambord(シャンボール):Aが欲しいです。
- りっつ:オンライン授業ですが楽しみにしています。
- Kiki:オンライン授業で直に接することができないことは少々不安ではありますが、楽しく学べることができればと思っています。よろしくお願いします。
- 川中島:特にないですが、対面で受けたかったなと思います。
- セノネース:オンラインでやりにくいかもしれませんが、出来るだけ教室と同じようにインタラクティヴに参加したいと思います。――わたしもそうなるように努力します。
- ユキカ:今は特になく,ただ授業が楽しみです。
- あまね:オンラインですがよろしくお願いいたします。
- ピンクのくま:オンラインですが、たくさんの人の意見と触れられたらいいなと思います。キリスト教徒の方とも、学問的な対話をしてみたいです。
- 反抗期の20代:オンライン病って何ですか。――ネット依存のこと。これは教員側にもあるので、メールはすぐに答えないぞ、っていうわたしの決意表明です。
- 尹素希:オンライン授業が始まる前でも、授業がある日は10分でもzoomがあると助かります。人と話したいですし、毎日のリズムが欲しいです。
- わたしとあなた:先生の言葉との出会いや履修生の言葉との出会いを希望します。わたしの言語の限界がわたしの世界の限界であるなら、「あなた」の言葉との出会いがその限界を押し広げてくれるからです。
- 東京のファイヤーボール:森本先生、あんり先生、あんり兄弟、、どう呼ばれるほうがしっくりきますか。――君と兄弟?やだ。他はご自由に。
- 火葬ゾンビ:自己観察が趣味なので、自分の考えを改めて確認したり他の人との考え方の違いを確認できたりするような授業を期待しています。
- しば:ICUで1年間学んできましたが、まだ自分の思い込みや固定観念に縛られているような気がしてなりません。この授業を一つのきっかけとして、そのような自分の殻を破れたらと思っています。
- マカロン:目からウロコが新約聖書が出典等、面白い豆知識を期待しています。
- 三色ボールペン:父が森本先生の著書を読んでファンになりました。父のすすめもありこの授業を履修することにしたのですが、父は森本先生のお話を聞きたい、議論してみたいと言っていたので、もしかしたらzoomを横で一緒に聞いているかもしれません。――うーん、お父さんの分も学費払え。本代でいいことにするか。
- ぬ:GEの理系の講義では文系の学生にかなり配慮しているのに対し,逆に人文系の講義は高校で社会科(世界史や公民など)を学んでいない学生にはお構い無しに進むことが多いように思う。文系の方には当たり前の知識となっていること(歴史的な文脈など)も端折らず説明していただけると助かります。
- ゆう吉:なんでZoomの時間は40分なのですか?――よく気がついたね。授業はその後も続きます。その時間で考えて書いてもらいたいから。
- りん:この授業で、私の中で健全な価値観の崩壊が起こることを期待しています。
- アニ:絶対にクリスチャンにならないと思っていた先生がなぜキリスト教を信仰するようになったのか実体験を交えて伺いたいです。久しぶりに授業を持たれるということで、受講出来ることを非常に嬉しく思います。授業とても楽しみにしています。――たぶんそれも話すと思います。それは君にも起きるかもしれないことです。
- MARCH:今学期にこの授業を履修するか冬学期にしようか迷っています・・・。やはり対面式の方が得るものは多いのでしょうか。――同じ理由で冬学期に回った学生が一人いますが、ここまでいろいろ書いたからには、残る?