「キリスト教概論」クラスアンケート 2010 Winter
1 あなたは自分の信ずる宗教がありますか。それは何ですか。
(「キリスト教」と答えた人=回答者151人中16人、約1割。)
- さくにゃんさっくー☆:キリスト教を信じています。
- 会長(かいちょー):私はキリスト教を信じています。親は牧師で、教会学校にも通っていました。
- ノエル:キリスト教(カトリック)。生まれてすぐ洗礼を受けて、家族も全員カトリックを信じていたので、当たり前のようにミサ・教会学校に行っていました。
- まるもりん:父の家が代々キリスト教で、私も幼い頃(0歳)洗礼を受けた。以来、毎週安息日礼拝に集っている。家族親戚はほとんど皆キリスト教徒である。印象=私の心の中の核となっているもの。なければ私は存在しないと思う。希望=この授業を通し、批判的に考える態度を身につけ、学生として成長したい。
- カーミット:キリスト教。クリスチャンホームで小さい時から育ち、中高はプロテスタント系。自分の人生そのもの。生活の一部。
- 早乙女巡査:キリスト教。私の人生において、キリスト教がない人生は考えられないくらい重要です。でも、それはなぜか、クラスを通して探求したいです。
- トミー:キリスト教です。I am Christian です。母がクリスチャンだったため、子どもの頃から教会へ通っている。一番大きかったのは、愛真高校で生活をしたこと。
- 33(さんじゅうさん):キリスト教 (Seventh-Day Adventist)。
- フツーの大学生:キリスト教(プロテスタント)。中学校は広島三育学校で、2年生の時に洗礼を受けました。高校も三育を選びました。信者として肯定的な立場をもっているが、戦争などをどう受け止めればよいか悩んでいる。
- ロホ:キリスト教。生まれた時から教会に通っている。知りたいこと=毎週接しているものだけれど、よくわからないもの。教会で、「あの考え方はおかしい」とか言われている人がいるけど、その基準がわからない。正しい考えというものがあるのかがなぞ。
- たこわさび:キリスト教。今年のペンテコステに洗礼を受けました。最近、教会にはご無沙汰気味です。
- VIC:熱心とは言えませんが、クリスチャンです。
- トロピカーナ:父はフランス人で、母が日本人。父は元々カトリックで、私も洗礼を受けましたが、教会には行っておりません。
- ピッピ:キリスト教プロテスタント(洗礼は受けていないです)
- み:正式なクリスチャンではありませんが、キリスト教を信じています。
- 美雨(みう):洗礼を受けたのがクリスチャンなら、私はクリスチャンではありません。ただ、自分の信念考え方生き方は、キリスト教が基礎になっています。
- コッペパン:クリスチャンではありませんが、クエーカーのフレンド派に親しみがあります。高校がフレンド学園。毎朝礼拝があり、週に一回は沈黙の礼拝という、少し変わった礼拝を受けていました。
- 帰ってきた西郷どん:特になし、と昨年は書きましたが、今は半分キリスト教になりかけています。
- はやしま:無いです。家庭はキリスト教(日本キリスト教団)。幼い頃よく教会に行っていた。礼拝は好き。友人に問われて返答に困るが、「理解はするけど信仰はしない」と答える。
- 無名:母を含め母方の家族がキリスト教。強制されたことは一度もない。
- フルート:はっきりと「これ」と言えるものはないが、仏教やキリスト教から勝手に自分で混在させている。
- オンディーヌ:仏教(だと思います)。
- ダルメシアン:家が浄土真宗。
- A:私の家系は浄土真宗ですが、信仰しているわけではありません。
- Max:家は浄土真宗ですが、信じる意志をもったことはないです。印象=宗教は人生を都合よく納得するのに便利なだけだと思います。「キリスト教」とくくる意味はよくわかりません。
- クイズ:ないです。でも家はたしか浄土真宗だったと思います。
- りらっくま:一応仏教徒ですが、信じているわけではない。
- フォン:母がタイ人なので、しかるときに仏教的なことを言ったりする。今付き合っている人が牧師さんの息子で、キリスト教を信じるそうです。
- マイク:ありません。無神論でもありません。タイ(仏教国)に住んでいたが、宗教に属していないことがタイ人は理解できないらしい。
- 竹千代:ありません。外国の人に聞かれて、ないと答えると怪しまれるので、そのときは仏教と答えます。
- 跳ね馬:仏教が今の私の考えにもっとも近い。宗教=人間が自分の心をなぐさめるために作り出したもの。
- ソーダ:日本神道。仏教(曹洞宗)。
- WINDSの若林:特にないが、あえて言うとしたら神道。家庭では、神道を自発的に学んだ。陰陽道も一時期本やメディアを利用して学んだ。
- WINDSのHyde:クリスマスだけクリスチャン、元旦は神道、葬式は仏教。印象=一神教はあんまり好きじゃない。
- 曹長:神道。私は見ることも触れることもできない、いるのかいないのかもわからない神を信じることはできません。でも宗教のない人生には何も生きる意味を見いだせないと思う。
- ニンニクの申し子:家系的には神道です。祖母の葬式の時気づいた。自分は無関心というか無頓着です。接触=ホームステイ先の家族が熱心なクリスチャンで、週に何度も教会に連行され、訳もわからず歌を歌わされた。知りたいこと=同性愛に対する姿勢。その他=字汚くてすみません。これでも全力です。――いえいえ、とてもしっかりしたよい字です。読みやすいし力がある。君の勉強もかくあれ。
- 史書の虫:無宗教、といっても無神論ではなく、むしろ多神論。無理矢理型にはめるとすれば神道だろうか。印象=宗教戦争ばっかしている危ない奴ら。他者を見下す危険な宗教。宗教は他者を認めにくいから危ないね。☆(一神教)知りたいこと=キリスト教徒は他神教徒をどう思っているのか。
- きつつき:あります。今は道教で、まだ来年はわかりません。
- グリーンウッド:イスラム教。母がイスラムの家庭で育ったため。でもカトリックの高校に通っていた。週に一回ミサがあった。
- あみだくじババア:特定の宗教はない。山の神、田の神、水の神は信じているが、神道である認識もない。「〜教」といって人々がかたまり始めると、面倒。親戚が家族内でキリスト教と天理教で一時的に喧嘩をしていたという思い出が拭えない。
- くまがや:理神論というか、何か超自然的な存在がいつでもいいなアと思っています。
- 納豆:神はいると信じていますが、それを宗教にあてはめたりはできません。私の中で、多数の宗教が同じくらい生きているのだから。
- アキーラ:僕は不可知論者です。前は神様はきっといると信じていたのですが、少なくとも自分はそれを証明する証を持っていない、という事実に気づきました。かといって非存在を証明する証もなく、今の結論に至りました。
- あん:特にない。けれど、食べ物を粗末に扱ったらバチが当たるなど、何かしら信じています。
- ファビオ:今まで生きてきた環境に支配されています。
2 あなたはこれまで家庭や学校で宗教教育を受けたことがありますか。
あなたのキリスト教との接触はどのようなものですか。
- 付箋紙:ICU入学式の礼拝くらい。
- NK:ICUの入学式でアーメンと言ったのが初めて。
- なっつん:ICUに来てみて、入学式でも賛美歌に触れたりしたけど、身近に感じられない。
- ガーネット:ICUの受験にあたって、三浦綾子のキリスト教入門を読んだ。
- 帰ってきた西郷どん:キリスト教との接触=あんり先生との接触、です。
- りんご(絵つき):道ばたで聖書をもらったことがあります。――ティッシュじゃありません。ギデオンですね。
- 納豆:家に神棚があるし、お寺や神社にも行く一方で、幼稚園は白百合で、高校はICUHS。すごいごちゃまぜで教育を受けています。
- えまんすきー:母方の祖父が住職、父方はクリスチャン。なぜICUにとって、そこまでキリスト教が影響力をもつのか。
- かに(絵つき):インターナショナルスクールに8年通った。
- けんちゃん:12年間キリスト教系のインターナショナルスクールに通っていました。
- パスケース:カナダの学校で週一でチャペルに行かねばならなかった。
- マルケイオス:アメリカ滞在中に教会に行った程度。
- ゾン:アメリカ留学中のホストファミリーがユダヤ教。
- ニカ:ベルギーの幼稚園で、友達にはカトリックもプロテスタントもイスラームもいた。
- うぐいす餅:中高は仏教(浄土真宗)、ベルギー留学でキリスト教に触れた。
- ポメラ:小学校はロサンゼルスで、日本人学校が教会にあった。アメニズム――アニミズムのこと?
- ぐりいんあっぷる:フランス3年半。ICUHSでキリガイ。
- Ciel:中高がキリスト教(同志社)。アラフォーのミュージシャンが同性愛や自殺などを絡めつつキリスト教の精神について授業をしてくださり、楽しみだった。
- コジコジ:ICUHSで「愛とは何か」をディスカッションし続けた。――そういうのは高校でやれば結構です。
- 青林檎:ICU高校のキリスト教概論はおもしろくなかった。去年大学の燭火礼拝に出た。雰囲気が好きなので。
- ちゃんけい:ICUHSでゴスペル。神を賛美するという共通の意志のもとで皆で歌う一体感。
- えりんぎ:グリークラブに所属、卒論で黒人霊歌を調べている。
- なるみん:小学校はカトリックの聖セシリア、高校は山形の基督教独立学園。
- 河童の皿を割った猫:キリスト教高校の3年間を通して、何もわからない、ということがわかった。
- Nico:幼稚園がカトリックで、クリスマスが近くなると、天地創造の劇をやらされました。私はイヴ役でした。――聖誕劇で私はマリア役でした、っていうのはよく聞くけど、なんでクリスマスに天地創造なの?
- ちゃんゆー:母はクリスチャン(38の時に洗礼)今でも教会に通っています。
- Bell:高校の時地元の教会に通いました。家族にクリスチャンはおらず、現在も回りに教会へ通っている人はあまりいません。
- えんどうさや:中学生の時不登校になり、同じ不登校の友だちに無理矢理プロテスタントの教会につきそわされました。怖くてしかたなかったです。
- まめしば:母側の祖父と祖母は、昔 missionaries として日本へ来ました。先学期魯先生のキリスト教概論を受けて落ちました。セプテンなので、日本語の読み書きが下手でごめんなさい。――いえ、よく書けています。
3 「宗教」特に「キリスト教」についての現在のあなたの印象はどのようなものですか。
- 納豆:日本で一般的だと思われている宗教(神道・仏教)より論理的。私にとってキリスト教はとても魅力的です。私を人として証明してくれる。キリスト教徒になりたいと思ったこともあるが、違和感を覚えてしまいます。物心ついてから自発的にキリスト教を選んだ人がなぜキリスト教徒になったのかを知りたい。
- コッペパン2:サッカーで得点した時などに、十字架をきっていて、かっこいいなと思いました。
- 9232:機会があれば、クリスチャン(カトリック)になりたい。
- いのこ:何かを信じて生きるその生き方が少しうらやましい。
- ひげお:心から信じられるものがあってうらやましい。
- スーさん:人が人として生きるために必要な何か支え。アプローチの一つ(何かクラゲみたいな絵がついてます)。
- いさましまつ:寄る辺なき者がすがる幻想。
- キャベツ:何のためにあるのか。非現実的。信じたって無意味なんじゃないの。現実逃避の手段? ただのまやかし?
- 無名:ICU入学前の印象は、現実世界から逃れるための手段、心を安らげるための存在。入学後は、ものの考え方や価値観に強い影響力をもつもの。
- セシャ:人間が不条理なことを自分のために納得させるために生み出した最高の装置。純粋に信じられたのなら、もっと楽に生きられるんだろうなと思いつつ、それを俯瞰してしまっている自分がいる。
- 妻夫木:教会とか中に入ると落ち着きます。――トイレ?
- チェックメイト!:科学と宗教の対立(ダン・ブラウンの『天使と悪魔』を読んで触発された)
- ドミニコ:キリスト教ー世界で一番多い信者を持つ宗教。キリシタン=We are No. 1 と思っている人が多い。この授業期待してます!!
- りんご(絵つき):宗教=カルト、怖い、創価、タブー、近寄りがたい。キリスト教=清らか、ヨーロッパ、歴史がある、自分とは無縁。
- よしだ:案外残酷な面も多い。
- パープルポテト:隣人愛と言いつつも、歴史上戦争にことかかない。
- ママレード:博愛主義、にもかかわらずの対立と宗教戦争
- モン:個人では感謝できる人というイメージだが、国家では紛争や対立を生む要因。
- まるこ:宗教は歴史的に見ても争い災いの原因になることが多いので、本当に必要なのか疑問です。
- かりん糖:生を有意義にするが、時々おかしな方向に強く信じすぎてしまう人がいる。
- もっちゃ:歴史上や現代のカルトなど、利用の方法によっては人の心を操り、とんでもない方向に物事を進めてしまう恐ろしい側面も無視できない。
- AF45:宗教は考え方・見方をある一方向に限定している印象があり、大義的に広く物事を見ることを疎外している。
- 竹千代:キリスト教を信じるのはいいけど、他の人達もいる中で、どの程度まで社会で許されていいのか的な。
- ちゃんぶー:小さい頃からずっとすり込まれてきたので、違和感はないが、強制されてきたからか、あまりよい印象はなく、うさんくささを感じてしまう。
- 田中:宗教というと、カルト的なものも連想されるので、あまり良くないイメージ。
- はる:「本当なの?」という印象。
- ラーメンは豚骨:宗教は本当に人間を救えるのか、という猜疑心みたいなものがあります。
- ヘンタイって何だ:日本では宗教はネガティブに捉えられすぎている印象。
- こうた:奇跡や運命を支配する超科学的な力などは全く信じません。しかし人が正しく生きるための指針や生きる意味を見いだすことができる活路にはなりうる。生きる意味をいつも探しています。
- みかん(絵つき):回りにクリスチャンがあまりいないので実際よくわからない。
- 丁(てい):信仰している人はいても、本当に敬虔な教徒は見ない。
- トニー:キリスト教徒全員が毎週律儀に教会に行っているわけではないと、ICUに入ってある友人に会い知った。
- ノート:仲良くなった友人に日曜の予定を聞いたらクリスチャンであることがわかった。
- らきのすけ:キリスト教徒だからといって、驚くような行動をするわけでもないし、日常生活で大きな違いがあるようにも特に見えない。
- ヤス:教徒それぞれに対する印象はありますが、宗教自体には特に。
- ちゃお:キリスト教にもいろいろあり多様化しているので全体像がつかみづらい。
- ゆーぼー:表現が難しく、解釈の自由度が高く、言っていることがよくわからない。
- Nagi:日本人も含めて西洋の文化圏にいる人々にとって、政治的にも倫理的にもとりあえず善とされていて、人々のものごとの考え方に通底するもの。
- ぽーちゃん:他宗教より入りやすい(勧誘があまりない)。教会に行くと、年齢に関係なくみんな親切にしてくれる。
- 坂本冬美:感謝(食べ物、神さま、家族に対して)を大切にする、閉鎖的な所もある(聖書に同性愛に対して否定的である)
- やわらか銀行:マンモス宗教。宗教信者の7割がキリスト教だとか。――いやそんな数字はありません。
- FB:神に依存している。
- きなこもち:キリスト教と聞くと必ず Jesus を思い浮かべる。
- 多部末華子:昔キリスト教の友達が、Hell's Burger というハンバーガーを出すフードチェーンのものを食べられないと言っているのを聞いて驚いた。なぜ信じる必要があるのか。
- おかっぱ:正直なところ、どうしてキリスト教を信じる人が多くいるのかわからない。よく家にキリスト教についての本を売りに来る人がいますが、キリスト教は彼らにとってどのようなものなのか。
- スーパー変態馬仮面:宗教は商売道具。キリスト教も同様。サービス業であり、パフォーマンス団体である。一部を除き、よいビジネスモデルではない。Good money, good karma, Money is justice, No money, bad karma. (絵つき)
4 あなたはこのクラスでどのようなことを学びたいと思いますか。
キリスト教についてあなたが知りたいと思うことは何ですか(シラバス参照)。
- み:私は2010年を挑戦の年にしようと決めていたので、キリスト教と挑戦することをどのように関連させて先生が話をするのか楽しみです。
- Nico:なぜ今の「科学」の時代に、キリスト教徒がこれほどまで多くいるのか。
- ぐりいんあっぷる:色んなことが科学で証明されるようになった今、宗教の必要性はどうなるか。
- おでこ:キリスト教は科学や理性の時代の到来を遅らせた一方で、人権や平等の源泉となった。――君は少し科学史を勉強してごらん。
- なみ:なぜキリスト教(宗教)は、人に信じさせるのか。――伝道・宣教・布教の話ですね。やります。
- けしごむ:先生のこの授業に対する姿勢を聴いていることに、学ぶところがあります。
- ともたむ(ハートマーク):あんり先生のおっしゃった「なぜクリスチャンはキリスト教を信じることができるのか」その原動力を知りたい。
- ハイボール:先生のおっしゃるように、宗教を信じるという価値観が理解できない生徒の一人です。キリスト教徒になるならないではなく、なぜ宗教を信じる人々が現代に存在するのかを知りたい。
- パパパパパパスタ:このクラスで聖書の内容を習いたいとは思っていません。先生の言うように、人間としての考える力と物事を見る力を身につけたいです。JLPなので日本語を優しくしてもらいたいです。
- ガングロ:自分は個人的には宗教そのものにあまり関心がない。キリスト教を学ぶことで、どのように人生を見つめ直すことができるのか。
- 詩人:知識ではなく、なぜキリスト教かという概念的なものを得たい。
- ロレンス:仮に人格のある神の存在を信じるなら、なぜこの世が不完全なまま放っておかれるのか。なぜ善良な人間が他の人間と同じように一定の寿命で死んでしまうのか。印象=カトリック司祭の性犯罪、統一教会の学生オルグなど、宗教としてのキリスト教にはよい印象をもっていません。が、信仰あるいは人間が何かを信じる能力があることを肯定します。――君はすでに神学的な問い方をしています。
- ワイハ:例えば、キリスト教の人2人と、そうじゃない人1人が山で遭難して、3人に最終決断が迫られた時、2人と1人に分かれるのか、それとも関係がないのか。
- リス太郎:同じ考えをもっているはずの信者がなぜカルトなどを結成し、人々に危害を加えるのか。
- あんぱんまん:小さい時に学んだものをもう一度大学生として学ぶのが楽しみです。
- コジコジ:祖父が他界した時、お葬式をしてお坊さんのお経を聞いていると、亡くなった人はこれからどうなるんだろうかと。
- あんぱん:どうして大学でキリスト教をやるのか。
- ノート:物事を相対化する契機とするなら、仏教どころか宗教によらずとも可能だと思うのですが。――今日の授業で述べた通り、わたしもその可能性は否定しません。ICUではキリスト教でやる、というだけの話です。
- 内くるぶし:他人の価値観を共有すること。大学に入ってぶつかった壁でもあるので。
- 中くるぶし:キリスト教の高校に通っていましたが、信仰しようと思ったことはありません。
- 外くるぶし:よくある洗脳的な内容は嫌です。――3人へ。このクラスではそれぞれ自分で考えてほしい。雷同や迎合は友情をはぐくみません。
- もずく:資本主義が宗教だと言われることもありますが、なぜでしょう。
- くう太:6章の真理、他宗教の真理、キリスト教と他宗教の関係、が知りたい。
- ハーマイオニー:なぜ三位一体でないといけないのか。聖杯論。――残念ですが、そういうのはやりません。
5 その他、授業について具体的な希望があれば書いて下さい。
- オンディーヌ:語ってください。かみくだいて私の実とします。
- ちゃん:わたしは先生が70分ずっと講義をされる授業形式でも楽しいと思います(今日のお話がとてもおもしろかったので)
- ワイハ:先生が伝えたいことを全部理解したいです。
- Max:売られた真剣勝負を勝ちに来ました。学費を自身で賄う者の代表として、今後の学びをより深いところへ持って行ける力を養いたいと思います。
- マリア☆:先生の授業がとりたくて、3年生まで待ったので、とても楽しみにしています。
- トミー:この授業を取るのをずっと楽しみにしていました。真剣に学びますので、よろしくお願いします。
- ニカ:出席する価値のあるキリ概を期待してこのコースを申し込みました。先生の授業に期待しています。
- フルート:先生の授業をとることができて嬉しいです。
- りんご(絵つき):念願の森本先生の授業に参加できて嬉しく思います。
- 逆転王子様:楽しみにしています。自分が考えたことのなかった分野・視点で考えたい。
- ちゃんゆー:すごく楽しみです。頭を使う授業、ワクワクしています!
- ちゃんぶー:たくさん自分の脳を使える授業を受けたいです(スマイルマーク)。
- もくもく:1年生ですが、しっかり考えていきたいと思います。
- 竜ヶ崎ばら美:先生のキリスト教に関する体験が聞きたいです。
- ごご:私のキリスト教に対する印象を変えてほしいです。
- スジン:クラスメイトたちと考え直したい。――スジンさん、もしかしてわたしをご存じですか。
- 帰ってきた西郷どん:聴講です。ICUで学べることの幸せを実感させてくれるあんり先生と創り上げる「出来事」(happening)を楽しみにしています。――お帰りなさい。あなたが西郷どんでしたか。
- さくにゃんさっくー☆:以前履修した別の先生が担当したキリスト教概論には、私が求めるような刺激がなく、非常につまらなく感じました。私は入学前に、森本先生のキリスト教概論を履修した学生のコメントを読み、そこに期待を抱いて入学し、しかし先生が異なることで、求めていたものを得ることができませんでした。それは学生と教員のやりとりです。また、学生と学生とのやり取りもです。キリスト教倫理(先学期)のディスカッションは頭が活性化され、非常に充実した時間を過ごすことができました。
- えりんぎ:教務グループに伺ったところ、GEの聴講は定員もありできないとのことでした。しかしもしよろしければ、授業に参加させていただけないでしょうか。私は1年の時に xx 先生のキリスト教概論をとりましたが、そのときはかなり受け身になってしまいました。卒業と就職が目前にあって、ICUで4年間過ごす最後にアンテナや考え方を増やしてから社会へ出ていきたいと思っています。森本先生のお話をもう一度(去年キリスト教史をとりました)聞かせていただきたいし、キリスト教だけではなく宗教一般を考える概論、そして考え方を鍛える授業をとりたいのです。
- ヘンタイって何だ:ICUの最終学期をあんり先生の授業で飾るべく、聴講しに参りました。真剣に向き合うのでよろしくお願いします。――オイ、わたしは飾りものか。。。
- けしごむ:聴講で来ました。以前先生の授業を履修しましたが、もう一度最後に聴きたいと思います。日下部拓チャプレンからよろしくとのことでした。――伝言板に使わないでください。
- くまがや:1年の春に取り、Cをいただきました。2年間先生のアドバイザーとして過ごし(アドバイジーだろ!)今は魯先生のもとで旧約聖書学を学んでいます。4年の冬、やることは卒論とこの授業にもぐることです。ヒューマニ的に成長したのか、頭でっかちになったのかを見極めたいと思います。
- フォン:昨年度1年生のときに落としたのでリテイクしに来ました。
- (12/17 追加)indigoblue:私はあと3ヶ月でICUを卒業します。大学に入ってから現在を振り返ってみると、いくつもの転機を経験(先生の言う圧倒される経験)してきました。この授業もその一つです。3年前まで無宗教であることを普通のこととして、というより当然のこととして生きてきました。majority の中は安全で守られていて楽しいからです。ただ今は、なぜ無宗教でいるのか、なぜその状態を選んでいるのか、ずっと自問自答しています。卒業する前に自分の立ち位置をはっきりとさせたい、この授業をそのための機会と考えています。勝手に聴講している点お許しください。――どうぞ。あなたは2年前の方ですね。そのニックネーム覚えています。本名は忘れちゃったけど。ICUを卒業すると、日本社会では否応なく minority になります。 Creative minority たれ。
- A:先生は、この授業を1年生時で取ってほしくないとおっしゃったのですが、私の部活の先輩は宗教観が授業で変わったから早い時期に取った方がいいとアドバイスをくださったので、私は今回この授業を取りました。
- まあ:卒業要件の冊子か何かに「キリスト教概論」はICUの理解のためになるべく早く履修した方がいい、という記述がありました。先生の意図がかなり違っているのですが、なぜICU全体の説明がそのようになっているのか疑問に思いました。――どちらも肯定すべき考えで、二つが悩ましく拮抗しているということです。人生は白黒はっきりできないこともあるんだよ。
- WINDSの若林:自分の中で多くの疑問を抱くことができるように、できればその疑問を多くの人と共有して議論したい。近くの人と議論しあえる場や時間がほしい。
- ぐりいんあっぷる:group discussion がほしい。
- たわし:意見の交換をいろいろな人としたい。
- もとき:ディスカッションがほしいです。――うーん、よい方法があればやりますが、仲間内で話すとお互い妙に納得してしまって、意見が平準化されてしまう感じがします。ICU生ならもっととんがれ。
- タブレット式のイス変えて欲しいです:――ニックネームにメッセージが込められていますね。
- まるお:部屋が暑いのは嫌です。――わたしも嫌です。気づいた人は窓を開けてください。
- まっっさるー:日本語力が弱いので、言葉をあまり難しくしないでください!
- 大人子供:質問・コメントへの反応は欲しいです。
- そよ風:質問票で書かれたコメントなどを反映して欲しい。――ということは、反応をもらえない授業があるのでしょうか。わたしのクラスでは、全員が必ず次の授業時間に返答を受け取ります。また、その一部を次の授業内容に取り上げます。
- キャベツ:一方的なレクチャーよりも先生と生徒のinteractionを大切にしてほしいです。生徒が持っている素朴な質問にできるだけ多く答えて欲しいです。――はい、それがこのクラスの目的です。
- まい:大切なことや難しいことは、板書していただきたいです(図でも欲しいです)。――了解。
- せんさま(他にも複数):マイクを使ってほしい――もちろん使っていましたが、わたしもマイクが弱いと感じました。直してもらいます。
- スーパー変態馬仮面:パソコンの使用(具体的にはFitzNoteというアウトラインプロセッサ)の許可をお願いします。私の生産性が大幅に上昇します。「6.個人的な都合に関して」勤労学生という形でさまざまな所で働いています。資金的理由です。遅刻しないよう最大限の努力を行いますが、万一遅刻が確定したら極力前日に連絡いたします。――いやそこまで律儀にしてくださらなくても。パソコンはよほどの使い手のようだが、ソフトの如何よりも、他の学生に迷惑にならないかどうかです。